可変周波数電源装置とは
沸騰水型軽水炉(
BMR)では、炉心の冷却水の流量を調節する再循環ポンプで出力を一部、調整できる。冷却水の流量は、再循環ポンプの回転数を電源の周波数を変えることによって調節する。電源の周波数は、交流電源を整流して直流に変え、さらに直流をインパークで変換する際インパークか特殊な半導体「サイリスタ」からの制御信号によって高速で「入」「切」して周波数を調節した交流に変換する。これを可変周波数電源装置と呼ぶ。柏崎刈羽3号機の事故は、インバータが短絡状態になり、サイリスタの制御信号を出すICが誤信号を出したもの。