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調査団は,香芝における被害発生の構造を図2-1の(仮説)のごとく考えた。すなわち,西名阪香芝高架橋上を自動車が走行することによって,振動・騒音・低周波音,排気ガス,粉塵等が発生し,これが周辺に伝播・拡散することによって住民の健康被害や家屋被害を生じているという仮説である。この仮説を証明することを目標として調査研究がなされた。予備的な検討により,香芝においては低周波音が最も重要な問題と考えられたので,測定調査は低周波音にしぼることとした(一部振動測定をおこなっている)。
調査研究の課題は次の4点である。
@香芝高架橋周辺の低周波音の実態,およびその発生源,発生のメカニズムを明らかにすること。(第3章)
A香芝高架橋周辺における健康被害の実態を明らかにすること。(第5章)
B香芝高架橋周辺における家屋被害の実態を明らかにすること。(第4章)
C上の三つの結果と内外の関連文献を総合的に検討して,低周波音と被害との関係を考察すること。(第6章および付録第2章)
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図2-1 香芝における被害発生のメカニズム(仮説)と調査研究の課題 |
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