3-2 建具のゆるみ

グラフ4-6 振動が原因で建具がだんだんゆがんできているか

 

 「振動が原因で建具がだんだんゆがんできているところがあるか」という問に対する回答を,グラフ4-4に示す。

 グラフ4-4より,「だんだんゆるんできているところがある(26件)」が,「ゆるんでいるが進行はしていない(4件)」に比べてはるかに多く,建具のゆがみが進行性のものであることを示している。

 ゆがんできている建具の部位は,表4-7に示すように,「建具がしまらなくなる」、「建具や壁にすきまができた」が多く,「敷居のゆがみ」,「かもいが下がる」がそれにつづいている。

表4-7 建物のゆがみの部位

項目 /被害の程度 ひどい 少し 小計
建具が閉まらなくなる 10 24 34
建具や壁に隙間ができた 10 15 25
敷居のゆがみ 5 16 21
かもいが下がる 5 12 17

 「建具のゆがみ」が発生している建物の分布を地図上に示すと,図4-5のようになるが,高架橋から100mの範囲内では,被害が多いが,100mを越えると,被害は急減していることがよくわかる。なお,「建物のゆがみが進行している」という建物は,200mを越えると,旧県道沿いの3戸以外には発生していない。